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2020年3月 1日 (日)

生物多様性とアクアリムについて

いつもありがとうございます。

生物多様性とアクアリムについて

ご存じの方も多いかと思いますが、流通する水草には2パターンあり、一つは天然採取された株と、もう一つは人工的に栽培されている株です。

現在、今までにも増して生物多様性の問題が取り沙汰されているように感じている方も多いのではないでしょうか?

そういった中で、失われていく生物をただ眺めるのか、それとも積極的に残そうと努力するのかと問われたときに、アクアリウム界が出来る事として、積極的に残そうと努力するのも一つの方法なのではないかと私としては思っています。

例として、当店では新潟県産のガシャモクを長きに渡って系統維持しています。ガシャモクとは日本産の水草の一種で、かつては日本各地にあったとされますが、現在では国内に数か所しか存在せず、絶滅の危険性がとても高まっている種です。近年青森で発見されたことが話題になりました。

学術的には現在存在が確認されていないと思われる新潟産のガシャモクを当店では過去に入手する機会があり、それを長く維持しています。

また、ビーシュリンプやアカヒレもアクアリウムの中では定番となっていますが、これらの種類は自然界では環境変化によりほとんど途絶えているといわれています。

そういった自然界でほとんど途絶えてしまった生物をアクアリウム界では残せている例は実は多くあります。

貴重な水草を守るため出来ること

例えば近年水草界ではブセファランドラの一種がとても人気が高まっています。

すでにいくつかの種類は水草ファームにて栽培が開始されていますが、それでもワイルド株と呼ばれる天然採取物も多く流通している現状があります。

アクアリウム界が生物多様性を守るためにできるのは、こういった貴重な水草をその都度天然から採取するのではなく、それを元に水槽内で増殖させそれを流通するのも一つの方法と思っています。

この方法は決して難しい事ではなく、水草レイアウトに使う水草を考えればほとんどの水草がそうなっています。

ブセファランドラなどもなるべく早く栽培物へ切り替えらえるよう当店でも栽培を行っています。この際、増やすための親株として販売できない物が出てくることもあろうかと思いますが、貴重な水草を守るためということでご理解いただければと思います。

また、今も時々水草の研究者の方のアドバイスを頂いていますが、今後より生物多様性にアクアリウム界が貢献できるよう、研究者の方との連携を強くしていきたいとも思っています。

すぐに出来る事

もしかしたら具体的に何をすればよいのかと思われるかもしれません。

貴重な種を自然界から取り過ぎないということもありますが、他にも大切なことがあります。

それは逆に、元々そこに無かったものを自然界に出さないということです。

例えば水槽内で増えた水草を自然界に放出してしてしまうと、元々そこにあった水草を駆逐し、生態系が変わってしまう可能性があります。

水槽内で増えた水草は勿体ないかもしれませんが、その都度燃えるごみなどとして廃棄することが正しい方法とされています。

その他、ありがたいことにお店に持ってこられる方もいます。勿体ないなという方は是非ご相談ください。

ちょっとしたことでアクアリウムでも生物多様性を守ることに貢献することができそうです。

 

これからも長くアクアリウムを楽しめるよう、生物多様性にアクアリストが貢献できることを考えていきたいですね。

 

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